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2014.11.13更新

 子どもに目かくしをして味だけでピーマンやトマトなど野菜の味を識別できない子どもが増えています。これも離乳期からの味覚トレーニング不足だと思います。
 「味盲(みもう)」という言葉があります。これは苦味物質の一つであるPTC(フェニルチオカルバミド)を識別できない人のことで、遺伝します。します。味盲といってもPTC以外の味は感じるので、日常生活には何も支障ありません。
 味盲は遺伝的なものですが、最近、後天的な味覚障が報告されています。ミネラルの一種である亜鉛が不足しているために、「味がしない」「甘いものを苦く感じる」などの味覚障害をおこす子どもがいます。これは亜鉛不足によって味蕾の発が妨げられ、味覚障害が生じるのです。
 亜鉛欠乏の初期段階では、塩からさの感じ方が鈍くなったり、甘いものでも苦く感じるようになります。
亜鉛の摂取量は、大人で一日当たり十五ミリグラム程でこの量はカルシウム摂取必要量の四〇分の一ぐらいです。食生活に少し注意すれば不足するようなことはないと思います。
 亜鉛を多く含んでいる食品は、貝類のカキをはじめ、玄米、からしな、ほうれん草、ひじき、わかめ、こんぶ、いわし、牛肉などがあります。ハム、ソーセージや魚肉ソーセージに使用されている食品添加物の重合リン酸塩は、亜鉛の体内への吸収をわるくさせます。
                                                

                                                   


投稿者: 吉岡歯科医院